2016年9月22日木曜日

【海外研修:ギリシャ8】クレタ島・ハニアに恋して

海外研修4カ国目、最後の国であるギリシャに到着して4日目の夜にピレウス港(アテネ)を出発し、本日ギリシャ5日目の朝、クレタ島はハニアに到着しました。


ギリギリまで部屋にいたら、スタッフが部屋までやってきて鍵を持って行きました。早く出ろってことね。重たい荷物を抱え、外に出ます。

06:15am ハニア港の夜明けです。

「ハニア港から市内までは歩ける」

というアートのアドバイスを鵜呑みにしておりましたので、下船してからしばらく写真を撮っていたら、実は全然歩いて行くには遠いということがわかりました。

焦って探すと、バスが今にも動き出しそう!

急いでチケットを購入してバスに乗り込みます。フェリーに合わせて市内行きのバスが出発するようなので、ハニア港からハニア市内まで行かれる場合は、のんびりせずにすぐ近くにあるバス停に向かってください。

港の周りには何もないので、このバスに乗れなかったらヤバかったんじゃないかと思います。乗れて良かった。。

バスのドライバーが親切な方で、ホテルの地図を見せたら、降りるバス停を教えてくれました。ギリギリに乗り込んだ観光客に親切にしていただきありがとうございます。

朝だったのですが、ちらほらの若者が朝まで飲んでいるのが見えました。割と田舎なイメージだったのですが、やっぱりヨーロッパはどこでも夏は朝まで賑やかなんですね。というか東京もそうなのかもしれませんが、アートも私もそういったところに縁がないので知らないだけかも。

ベネツィアン・ポートまでやってきました。日が昇ってきてなんだなんだ素敵じゃないか。

えー。朝日が建物を照らしてこれまた素敵すぎるじゃあないか!

07:05am ホテルにたどり着いたのですが、このオーナーの方がとても良い方で、前の宿泊者が04:00am頃チェックアウトだったので、私たちがつくまでの間に掃除をしてくれていたのだそう。

感激!
ありがとうございます!

「フロアがまだ濡れているけど、ロビーで待つ?それとも部屋にもう入る?」と聞かれたので、疲れているし荷物を落ち着けたかったので、部屋に入ってみることにしました。

そしてこの部屋からの眺めが美しすぎます。。
先ほどのベネツィアン・ポートが一望できます。朝日が街を照らしているのが見えてまた綺麗です。

感動でずっと話しているアート。外を見るだけでとっても落ち着きます。オーナーもとても良い方で安心できるし。ハニア、第一印象からかなり良いです。

すっかりくつろいでこの後、アートは一時就寝。

私は今まで購入したマグネットを並べてホクホク。マグネットを置いているこの可愛らしい布は、部屋にあった椅子です。ちょっとした小物、インテリアもセンスよくて最高。ここの宿泊先も、後日アップしようと思います。

▼考古学博物館(Archaeological Museum)へ

11:00am 宿泊先が素敵すぎるのでこのままずっと過ごしてしまいそうになりますが、思い切ってハニアの街に出かけます。まず最初は考古学博物館(Archaeological Museum)です。
入場料は4ユーロ。宿泊先、ベネツィアン・ポートから歩いてすぐの繁華街の中にあります。
博物館は1階のみで、アテネの「国立考古学博物館」「新アクロポリス博物館」などとは比べ物にならないほどコンパクトですが、歴史を感じる造りで落ち着いていてとても良い空間です。

大きい!どうやって作っていたのかなーと思い聞いてみたら、土の中に入れて生成していたようです。

上の柄と、下の柄の色が違いますが、下は焼く前に施されたもので上は焼いた後にペイントされたそうです。

陶芸家の友人が来たらホクホクだろうなあ、と思い彼女のためにも気合を入れて記録写真を撮影しました。





モザイクのクオリティもすごい!

ほぼ自然光です。



同じ形がいくつも並んでいるのに魅かれる。



紀元前5世紀〜紀元後3世紀頃の香水瓶。色も鮮やかで女の子心をくすぐられます。写真では見づらいですが、マーブル模様の瓶もありますし真ん中の方には青い鳥もいます。

しかし紀元前って、、すごすぎる。

1、2cmの大きさですが、こんなに細かく装飾が施されています。

面白い形の壺。壺なのか?
大きい!

動物。おもちゃとして使われていたかもしれないとのこと。


木になる足型。
この、右手を頭(か、おでこ)に手を当てているポーズは「尊敬(Worship)」を表していたそうです。

この考古学博物館には中庭もあります。大きなサボテンがのびのび生えています。

遺跡なのか、遺跡風の何かなのかただ壊れているのかよく分からない置物たちも。


▼人気のカフェでランチしてみる

たまにはアートにもイニシアティブを取っていただきましょう。ということで、Lonly Planet(レストランのページの一番最初に載っているカフェ笑)に載っていたカフェ「Bougatsa Iordanis」でランチです。

同じくガイドブックを見てきたと思われる観光客らしき人たちがたくさんいました。場所はこの辺り。ベネツィアン・ポートから10〜15分ほどで着きます。

味は、、とってもシンプル。パイというかクロワッサンみたいなサクサクする生地の中にチーズが入っています。「砂糖入れる?」と聞かれたのですが、前情報何もなしで入ってしまったので、よくわからず1つは砂糖入り、もう一つは砂糖なしのプレーンなものにしてもらいました。

正直、このとき私が欲していた昼食とは違いましたが、、これはこれで、好きな人は好きだろうなあと思いました。店内はこざっぱりしていてとてもお洒落です。

・・・・・・・・・・・
Bougatsa Iordanis
ADDRESS: 24 Apokoronou, Chania Town, Crete 731 35, Greece
・・・・・・・・・・・

お腹が満たされたところでハニアの街を散策します。

遺跡なのか、遺跡風の何かなのかただ壊れているのかよく分からない建物も。

場所取りなのか、ただそこにあるのか、作品なのかよく分からない置物たちon the streetも。

くずれそう〜

街歩きは楽しい。アテネに比べると規模も小さいし、人も少なめで落ち着いています。

ベネツィアン・ポートまで戻ってきました。海の色がそれはそれは綺麗です。

灯台は英語で「Light House」というんですね。

▼ビーチへ

今日は日曜日なので、お店も閉まっているところが多いようなので、ビーチに行ってみることに。ハニアから西に行くと幾つかビーチがあります。

旧市街地を抜けると(アテネほどじゃないですが)空き家みたいなところもちらほらあるにはありました。ビーチ沿いは、もうとにかく「バカンス〜」の雰囲気で満たされています。

「Nea Chora Beach」というビーチのようです。周りにはレストランもあり、バルセロナのビーチに比べると落ち着いていてゆっくりできそう。

地図でいうと左側のこのあたりです。もう少し歩いたかと思ったら、意外と近かったですね。私たちは本日街歩きに出てきて水着を持ってきていませんので、足をバシャバシャするのに止めておきました。

ビーチ沿いにある不思議な彫刻。「ザ・バカンス」の雰囲気を感じながら、てくてく旧市街の方まで歩いて戻ります。

ハッサン パシャ モスク(Hassan Pascha Mosque)


ベネツィアン・ポートのランドマークでもあるピンクっぽい外装が可愛らしい「Hassan Pascha Mosque」でMarios Spiliopoulosというアーティストによる「The 700 Names of God」という展示がやっていたので鑑賞してきました。


ここは、モスクとして使用されてはおらず、倉庫や、ツーリストインフォメーション、そしてこのような展示会場として使われているそうです。








・・・・・・・・・・・
ハッサン パシャ モスク(Hassan Pascha Mosque)
ADDRESS: Tzami Kioutsouk Chasan, Chania Town, Crete, Greece
Marios Spiliopoulos「The 700 Names of God」:5 Aug 2016 - 25 Sep 2016
という展示が行われていました。
Visiting Time: 10:00-14:00 & 18:00-20:00
・・・・・・・・・・・

モスクを出た裏手から私たちの宿泊先が見えます。(写真右手のクリーム色の外壁+青い窓枠)

▼クレタ海洋博物館 別館(Maritime Museum of Crete


展示を見た後は、ハーバー沿いをのんびり歩きながら今度はハニアの東側へ。


クレタ海洋博物館の別館があったので、そちらに寄ってみることに。

別館ですが、入場料は2ユーロでした。

年季入ったオリーブの葉&オリンピックのマーク。





ちょっとシュールなステージ的なものが展示室の奥にありました。


別館だけあって小さいので、すぐに見終わります。アテネでお腹いっぱい博物館巡りをしましたので、正直今はこのくらいのサイズ感がちょうどよいです。

▼ライトハウス(灯台)に行ってみよう

街のランドマークその2であるライトハウス(灯台)の方に

水が透き通っていて本当に綺麗!

砂もあってちょっとしたビーチみたいになっている場所もあります。

反対側にはベネツィアン・ポートが見えます。こちらから見なければ気づかなかったけど、奥に見える山脈が綺麗です!そして、水がほんとうに美しい色!

太陽は、本日も元気でございます。ちょうどライトハウスの後ろ側に見えます。

▼イケメンがいるクレタ島・ハニア最高のレストラン

いつもより少し早いですが、昼ごはんがかなり軽めだったのでお腹がすいています。ベネツィアン・ポートにはレストランが軒を連ねていますので、どこでも良いっちゃよいけど、できれば美味しいとところで食べたいな〜なんて思っていたら、

すごいイケメンが話しかけてきました。レストランの前では大抵客引きのおじさん、お兄さん(男性が多い)がいらっしゃいます。


 で、結局あまりに美しい顔の男性に私もアートも心を奪われて(もちろん料理も美味しそうだったので)、ここに入ってみることにしました。

まずは、ギリシャのビールで乾杯。(ビールの後ろで腕を組んでいるのがイケメン。イケメンすぎて写真を撮れなかった)

紫キャベツ・人参・ラディッシュ・ポミグラネット?そしてりんご!が入っているサラダとたこのグリル。
サラダは、シャキシャキしていて噛み応えがあり、食感がとても面白い、食べたことがないけどめちゃくちゃ美味しい!これ、自分でも作りたい!
タコのグリルも、とっても柔らかくておいひい!

ラム肉が灯台をイメージした感じで吊るされてきます。これは、イケメンのオススメ。丁寧にグリルされたラム肉はこれまた美味しい!

 
デザートを食べられる余地がありましたので、私はチーズケーキを。濃厚でとっても美味しい。

アートはエクレアを頼みました。

なんかもう、すべて美味しいです。スタッフもきびきび動いていてプロフェッショナルな感じで好感度高いです。

なんてロマンチック。。夕日が見えます。 写真を見てわかるように、先ほど行ったライトハウスも見えて、ポート沿いで、最高のロケーションでこの料理、完璧です。

しかも、食べ終わって、あ〜もっとここでゆっくりしたいなーと思っていた矢先に、オーナーから「Ouzo(ウーゾ)」ギリシャ特有のお酒&シュークリームのサービスをいただきました。

そして、値段もとっても良心的。これだけ食べて、このロケーションで49.50ユーロです。

ハニア、ヨーロッパの奇跡。

東京の居酒屋で飲んでもこれ以上軽くしちゃいますよね。アテネも物価は他のヨーロッパ諸国より安いなあと思いましたが、ハニア、最高です。

私たちが入った時間が比較的早かったというのもありましたが、奥に見える方のレストランに人がたくさん流れていくので、こちらの方は比較的人が少ないのも良かったです。 こちらの方が、夕日は綺麗に見えるんじゃないかな?


・・・・・・・・・・・
Palazzo Almare
ADDRESS: 36-38 Sourmeli, Chania Town, Crete 731 32, Greece
・最高!
・・・・・・・・・・・

20:00 本日は早朝に到着してから動き続けてくたくただったので、日没後すぐに宿泊先に戻ってきました。

窓から見える夕焼けがまた美しい。

いつまで見ていても飽きません。

夜はまた活気があって、雰囲気がよいです。

さて、美しい景色をみつつ、洗濯、データの移し替えなど事務的なこともこなして、就寝です。本日も、博物館行ったり、ビーチに行ったりなんだかんだで盛りだくさんの1日でした。街自体は小さいのであちこち見て回るのにもよいサイズ感です。明日は、ハニアの街からボートツアーに出ようと思います!

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

ランキングに参加してみました〜☆

にほんブログ村 英語ブログ 国際交流へ にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ にほんブログ村 美術ブログ 現代美術へ

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

0 件のコメント:

コメントを投稿