サンティアゴの滞在では、素敵ホテルの素敵コンシェルジュに貰ったmapに広告が載っていた「Turistik」というバスツアーに参加してみることにしました。
とはいえ、決まったルートをグルグルまわっているバスに乗り、好きなところで降りられるとてもイージーなツアーです。
http://www.turistik.cl/en/
サンティアゴは地下鉄が発達していると聞いていたのですが、実質1日しか街中を見る機会がなかったので街を見ながら旧市街地にも行けるこのツアーはもってこいです。
▼パス購入の仕方
私たちが泊まっていたホテルでパスも購入できました。あとは、市内幾つかのポイントで購入可能。昨日行ったCOSTANERA CENTERでもブースがあったので購入できるはず。
▼バス停の注意事項
ホテルから一番近いバス停は徒歩3分くらいのところなはずなんだけど、全然見つからない。。結局ホテル周辺を20-30分ほどうろちょろしていたら、素敵コンシェルジュがホテルから飛び出してきて、こんなに来ないのはおかしい、ツアー会社に電話してちゃんと運行しているか確認してみる!とおっしゃってくれました。
とにかく私たちは、南米が初めてですし、いかにサンティアゴが「南米の中では比較的安全。」とガイドブックに書いていようと、「…ただ、都会だからそれなりに危険には備えようね」という但し書きにビビっておりますから、道行く人にも聞けません。
A氏にいたっては、「私に何かあると困るから」(というていで、本当はただ単にビビってるだけと私は思っている)と、カメラさえ持たせてくれませんでした。なので、サンティアゴの写真はA氏の目を盗んで撮ったわずかな写真か、観光バスの写真しかありません。。
エニウェイ、そんなこんなで素敵コンシェルジュが、戻ってきてどうやらちゃんと動いているよう、ということが分かったので、大きいバス停(デパートの目の前)で待つことにしよう、となった時素敵コンシェルジュが、
「あ、いま、丁度来ている!見える?デパートの前に停まってます!」
と仰られたので、ありったけの感謝を告げて、
「横断歩道の信号は最後まで諦めてはいけない」と、前職の通勤路である三宿の交差点で学んだことを活かして、猛ダッシュしました。 その間およそ200メートルくらい。 そして、なんとかついた!
しかし、バスは動き出す。。
ここで、バスに停まって欲しい時は、「運転手さんに目で訴える」と、ロンドン在住時代のバス停で学んだことを活かし、必死に手を振り運転手さんの目をまっすぐ見てアピールしたところ、、
とまった! ありがとう運転手さん!
無事に二階の席に座り観光がスタート。私たちが乗った場所は新しい建物が多い地区で、道路も新しく作っているところが見えました。ただ、チリも地震が多い国なのに、こんな感じの作りでいいのかなーという手作り感溢れる建築物もありました。
写真はサンティアゴの街の東側。新しい建物がたくさんあります。旧市街地は西側にあります。
ツアーに参加していて気付いたのですが、Turistikのバス停は、大きなバス停にはサインがありますが、小さいバス停にはないようです。大きなバス停は貰えるmapに書いてあるので、それを参考にすると良いと思います。 昔は赤だかオレンジだかのジャケットを着た人がバス停にいたらしいのですが、今はそれもないので、初心者(観光バスに乗る人なんてほぼ初心者だろうけど、、)にはかなり難しいので、是非大きなバス停で待たれるのをお勧めします。
サンティアゴ大聖堂のある有名な広場には、さすがに観光客がいっぱい。アジア系の人は殆どおらず、ほぼ南米の国の方だったかと思います。広場には南国っぽい植物があったり、大道芸の人が沢山いて、混沌とした様子でした。
私たちの観光バスを引っ張る動きをする パフォーマー
旧市街地の様子。ガイドブックにも書かれているように夜はあまり出歩かない方が良いそうです。
観光用の自転車がたくさんありましたが、ごみごみしている&交通量も比較的多いので、慣れていない人には少しハードルが高いかもなーと個人的には思いました。
その後、バスを降りて街を散策したわけなのですが、この時のA氏の様子はピリピリ警戒モードMAXでしたので、私はほとんど写真を撮ることが出来なかったのが残念でならないのです。広場では親子連れで普通に大道芸人と写真を撮っていたりしたので、明るいうちはそこまで警戒しすぎる必要はないかなーというのが私の印象でした。ただ勿論一眼レフなど金目のもの、目立った格好はしないにこしたことはないと思いますが。
▼私たちが良かったところ
結局私たちが良かったなー&印象に残ったのは落ち着いて見ることがでなかたサンティアゴ大聖堂と国立美術館でした。この二つは旧市街地にあり、どちらも徒歩圏内です。大聖堂は広場にあるのですが一歩足を踏み入れると、ガヤガヤしている外とは打って変わって厳かな雰囲気でとても静か。入っていく人たちも出て行く人たちもみんな、足をかがめて一礼しているのがとても印象的でした。
国立美術館のエントランスに入ってすぐ見えるアーチがとても美しいです。
国立美術館も、規模的にはこじんまりとしていますがほっと心が休まる素敵な場所でした。
美術館の入場時のシステムはよく分からなかったのですが、無料だけど一応受付で人数を伝えてレシートを貰うようです。この美術館自体のリーフレットはありませんでした。
帰りは美術館の前からTuristikのバスが出ているので、そこから乗ります。ただし、またいつ来るか分かりません。私たちが美術館から出ようと思っていた時、ちょうどバスが待っていたのでまたもやダッシュ。
一応パスは見せましたが、あんまり熱心にチェックしている感じではありませんでしたが、念の為アピールして二階席へ移動。戻る頃には私たち2人しかいなかったので、お姉さんがどこまていくのか私たちに確認してそこまでスピードを上げて連れて行ってくれました。時刻を見てみたら丁度6時でした。
▼Turistikのまとめ
Turistikはゆる~い感じで、私たちのようにあまり1日しか時間がないけど街全体の様子を見たい人には良いと思います。ただ、色々なバス停に立ち寄るのでサクサクっと見たいところに早く着きたい人、お金はなるべく使いたくない人にはあまり適切ではなさそうです。
▼イースター島にむけての買出し
イースター島は島だけあって物価がとても高いと聞きます。私たちは比較的ゆっくり8日間滞在予定なのでキッチン付きの宿泊先を選んでいます。たくさんの旅行者のアドバイスにより、私たちも昨日行ったショッピングセンターCOSTANERA CENTERの中に入っている巨大スーパーその名も「JUMBO」で買出しをします。
まさに外国という感じの品揃えで、見ているだけで面白かったです。ロンドンにも大きなスーパーはたくさんありますが、プロモーションをしている商品の前でプロモーション(主に)ガールが立っていて、お客さんに声をかけていました。
買出しの内容は下記の通り。
・パン×大きめ2斤
・パスタ×2
・グラノーラ×1
・米×1
・生ハム
・チョリソ
・チーズ
・紅茶
・玉ねぎ×1
・ガーリック
・バナナ
・ツナ缶×2
・オリーブオイル
・ケチャップ
・マヨネーズ
・ワイン
・サランラップ
・野菜のスープストック
一週間にしては少し控えめかもしれませんが、向こうで食料が調達できないわけではないのでこのくらで収めました。しかしこれだけでも私たちのスーツケースはパンパンです。
さて、いよいよ明日は研修前半のメインであるイースター島へ向けて出発です。
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