2016年9月16日金曜日

【海外研修:ギリシャ2】パルテノン神殿と新アクロポリス美術館、そしてシエスタを理解する。

海外研修の後半のメインであるギリシャに昨日到着し、2日目の本日は、小学校の教科書で見て以来ずっと憧れてきたパルテノン神殿があるアクロポリスに向かいます。

 
パルテノン神殿があるアクロポリスはとても混むので朝一がよいとガイドブック(地球の歩き方&LonleyPlanet両方)に書いてありましたので、それに従い6:30起床で早めスタートです。ここは宿泊先のある小さめの通り。大きな通りから一つ入ったところにあります。

観光地でマグネットを買うのが恒例なのですが、アテネではこんな感じの色が付いていないマグネットがよく売られています。しかも1個1ユーロ、7個で5ユーロ。バルセロナ、マドリッドと比べてもかなりリーズナブルです。

ホテルから近いこのお土産やさんは、他のお土産やさんにはないアンティークっぽい置物が多数ありました。

 散歩しがてらアクロポリスに向かいます。地震が多いのに、この危ういつくり。。でもテクスチャーの違いが格好いいですね。

 木で作られたギリシャの国旗。手作り感がよし。

アクロポリスへ行く途中にはたくさんのお土産やさんやレストランがあります。
早朝ですが、幾つかはすでに開いていました。

この辺もお昼にはたくさんの人で込み合うんだろうなあ。

ゆっくり行きたいところですが、どんどん太陽が高くなっていく!吸血鬼にでもなったような気持ちで急ぎます。

チケット売り場にあったプレート。かっちょいいですね。このピンバッジがあったらほしいなあ。

8:30頃にはチケット売り場に到着しましたが、この時点ですでに小さな列ができていました。待っている間にも何人か後ろに並んでいました。早くて、正解!チケット売り場は8:00amからオープンしているので、もうすこしはやい方がベターですね。

ガイドブックにチケット代は12ユーロと書いてあったのですが(地球の歩き方&LonleyPlanet両方)、20ユーロになっていました。(2016年8月現在)アテネに来てアクロポリスに行かない選択肢はあまりしないと思うのですが、さすがにこの上がりっぷりには驚き。もちろん支払いますけど。

 サインは石。さすがギリシャ。

チケット売り場を抜けると、アクロポリスまでの小道があってそこをどんどん上がっていきます。結構歩くので「ビーチサンダルで行かないように」という注意書きをガイドブックで読みましたが、そこまでつらい!とは感じませんでした。

おそらく「太陽が高くなる前に早く丘までたどり着かねば!」ということばかり考えていたので、そこまで気にならなかったのかもしれません。道の脇にはそこらじゅうに発掘された彫刻というか建物の一部が置かれています。

 立ち入れないようになっているところもあります。

どんどん上がっていきます。

イロド・アティコス音楽堂。
今回は余裕がなかったけれど、夏の間は演劇などが上演されているらしいので、次回訪れる機会があれば是非見に行きたいな。

後ろをみると!おお、アクロポリスの入り口。「ブーレの門」というらしいです。ここはみんなのセルフィースポットになっています。


カバンをごそごそ。。あ、それはイースター島で購入した世界不思議発見風ハット!

床は石が敷き詰められています。点々しているのは、滑らないようにしているのかな?

彫刻としてみるだけで美しいなあ。

ぐいぐい上がっていきます。

うーん、うつくしい〜

門を超えるとそこには灼熱の太陽とパルテノン神殿が!

で、その左側にあるのが「エレクティオン」

ここにある像は複製で、6体のうち5体は新アクロポリス博物館にあって、残り1体は大英博物館にあるそう。イースター島のモアイといい、エレクティオンといい、大英博物館は歴史的価値のあるものなんでも持ってい(く。。)るんですね。




つぎはぎ。

世界不思議発見しましたか?

それにしても、生命の危機を感じるほどの直射日光。


さすがイギリス人、探検家っぽい。
地面は白い土というか石というかに覆われているので、一瞬で真っ白になってしまいました。この日は二人ともたまたまDr. Martinを履いていて雨でも誇りでもなんでも来いでしたが、お気に入りの靴はここには履いて行かないほうがよいかと思います。

アクロポリスから市内を見下ろす。パノラマヴューです。
ここもセルフィースポット。


ロープと鉄とコンクリートと石、後ろのビニールなどこういう素材の違いにグッとくるんだな。

憧れだったパルテノン神殿が目の前に、、でも眩しすぎて目が100%オープンにならない!写真もほぼカンで撮っています。それにしても美しいわ。



クレーンはストップしたまま動いていない。




と、この辺で私の何かが「やばいよやばいよ、たぶんこれ以上いると倒れる」とささやきましたので、行きと同様駆け足で下山します。


とちゅうにもあちらこちらに、何に使われていたのか分からない彫刻が。

絵になるLonely Planet Greeceのガイドブック on the ground。

降りて、キョロキョロして売店を探します。ほどなく見つけて水とジュースを買い、一気に飲み干す!ああ、生きて帰ってこれてよかった。。
観光地に必ずいる物売りの方達、ここでは日傘を売っていました。結構可愛くてほしいなーと思ったのですが、立ち止まって値段なんかを聞く余裕もないほど飲み物を欲しておりました。

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アクロポリス遺跡
OPEN: 8:00-20:00(夏季)、8:00-17:00(冬季)
ENTRANCE: €20(2016 ~2017年度版のガイドブックに載っている値段よりも大幅値上げ)
*2016年8月現在
・午前中に行くなら朝一が一番良い
・日を避けるものが皆無なので帽子・サングラス・日焼け止めなどは持って行った方がよい
・コンクリートじゃないので、靴が汚れます。お気に入りの靴は履いて行かない方がよし。
・もちろん自販機もありませんので、(特に夏に行かれる方)飲み物は必須です!
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▼新アクロポリス博物館

アクロポリスから新アクロポリス博物館までは歩いて比較的すぐに到着します。
お土産やさんもたくさん。(でも写真のようにしまっているところもポツポツあります)

青と白がギリシャ〜

裏から入ってしまったようなのですが、「アクロポリス美術館」って書いているぽいなーと思い進んでいくと

おお、
ここですね。
朝が早かったので、11:00頃につきました。

もしかして、遺跡の上に建っていますね。すごい迫力です。

新アクロポリス美術館は2009年にオープンしたばかりなので、ピッカピカでした。トイレも綺麗でした。入場の際、荷物チェックがありました。

中は写真が禁止されていて撮れなかったのですが、アクロポリスから出土したたくさんの彫刻が展示されています。展示方法も面白かったです。たまに、カナダやアメリカ、日本もあったかな、に貸し出されていてここでは見れない作品もありました。

プラスチックや金属と組み合わして展示されていたり、こどもがおもちゃとして使っていたという小さい壺とか動物などがあったり、もうとにかくたくさんの出土品が展示されています。興奮して色々みてまわりました。

そうこうしているうちに、お腹がすいてきましたので、新アクロポリス美術館のレストランでお昼とします。値段も、バカみたいに高くないし、

なにしろこの景色〜。パルテノン神殿が望めます。
外は暑いけど、日陰は問題なく過ごせます。

こんな日のアルコールは危険な気がするので、ジュースで乾杯。

まだスペインからの胃もたれがのこっているので、サラダをいただきまーす。うん、美味しいしお腹にやさしそう。

お値段はドリンク&サラダで26.60ユーロ。立地と博物館ということを考えると悪くない金額じゃないでしょうか!

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新アクロポリス美術館
OPEN: Mon. 8:00-16:00、Tue.-Thu& Sat-Sun. 8:00-20:00、Fri. 8:00-22:00
4月〜10月の夏シーズンと1月〜3月の冬シーズンによって異なる。(2016年8月現在)
ENTRANCE: €5
WEBSITE: http://www.theacropolismuseum.gr/en/
・アクロポリスからの出土品が数多く展示されています。
・たくさんの彫刻が見れるので見ごたえあり!
・エレクティオンを修復(泥を取り除いている?)するために開発された技術が映像で見れるのですが、すごく気持ちがよいので私的必見ポイント。
・写真撮影はNG
・子供達が遊んでいたミニチュアのおもちゃがかわいい
・アクロポリスとセットでいくとよりよいでしょう。
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さて、散策しつつ一旦ホテルに戻ります。
お土産やさんがたくさんあります。スペインは、フランス、イギリスと比べて安いイメージがありますが、ギリシャはスペインよりもさらにお土産がリーズナブルです。アクセサリーも可愛い。

ジリジリしてます。

お店がたくさん並んでいて歩いでいるだけでたのし〜

展示に使えそうなオブジェクトを探しつつ、写真撮りつつ戻ります。
シエスタ、ってギリシャにもあるよね?その意味が今ならよくわかります。こんな状態じゃ頭がうまくまわりませんもの。アクロポリスで、古代ギリシャ人は哲学していたのでしょうか。気温は同じくらいだったのでしょうか。。

気温的には同じ時期の東京とあまりかわらないんだけどなあ。本日はまだまだ長いです。夜には、同じく海外研修にでている同僚と普段なら絶対行かないような場所でキャッチアップします。

少し長くなるので、夜の部は次のログで。

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