約6時間ほどで、ようやく憧れのイースター島に着きました!
小さい空港なので着いた途端に南の島特有のまーったりした雰囲気が広がっています。ハワイ島の空港もまったりしていますが、それよりもずっとこぢんまりしています。
着いた途端に一斉に皆セルフィーしてました。南米の皆さんもやはりイースター島は遠いですからやっぱり「きたぞ!」って感じなんですかね。
荷物受け取りも、ベルトコンベヤーが古いし小さいしで、ものすごい人だかり。。結局荷物を受け取るまで1時間ほどかかりました。
また、空港の建物に入ってからすぐに許可証を購入することができます。幾つかの観光地はラパヌイ国立公園に入るため許可証が必要になります。他の何箇所かでも購入できるようですが後々絶対面倒なので、ここで支払っておくと良いかと思います。値段は1人30,000ペソか60ドルです。ペソの方が安いので私たちはペソで支払いしました。
外に出るとこれから約1週間お世話になる宿泊先の方が迎えに来てくれて、レイのプレゼント。車で街をざっと案内していただきつつ、宿泊先にむかいます。
車でハンガロア村を案内してくれました。これがなかったら、どこに何があるのかすべて自分たちで探さなければいけなかったので、とっても助かりました。
あ、モアイ!
One of our first contact to Moai.ハンガロア村が接している海岸沿いにあるモアイです。
▼イースター島での宿泊先
イースター島での宿泊先の条件は、キッチンがあること、ドミトリーは避けました。しかしイースター島の宿は高いです。ドミトリーだと、結構費用は抑えられますが、社交性に難がなくもない二人なので選択肢から外したし、ホテルだと管理が行き届いて便利そうだけど、イースター島ではどうやら食費が高いらしいので、キッチンを条件に追加したことから選択肢より外れました。
中でもレビューが高くて、一番「きれい」そうな宿泊先を選びました。
と、到着してすぐに犬が2匹見えたことから、嫌な予感がしました。
私はちょっとした犬恐怖症なのです。犬を見ると血が凍るほど怖くて動けなくなってしまいます。飼い主の人がどんなに「この子は絶対に噛まないのに〜そんなに怖がることないよ〜」と言っても、私の脳は「しかし彼らはいつか突然野生に帰るんだ」ということを訴え、どうしても理性的に考えることができません。
去年訪れたバリのウブドにも沢山の野良犬がたくさんいて、見るたびに友人のか細い腕を握りしめ自分に暗示をかけていたのですが、まさかここでも、、という恐怖が襲ってきました。
若干の不安を抱きながら部屋の中に入ったところ、リビングにはテーブル、キッチンには冷蔵庫作業台シンク電子レンジ、ベッドルームは二つあります。トイレとシャワー、シンクも。。
あれ、シドニー、サンティアゴとピカピカの宿泊先に泊まっていたからそのギャップもあったのでしょうが、何かすごく汚ない気がする。。
シャワーも石鹸カスが溜まってるし、下には虫の死骸なのがただのゴミなのかわからない黒いものがある。。リビングもあまり掃除はされてなさそうで、この家の中ではとてもじゃないけど裸足にはなれない様子です。
トイレットペーパーも1つだけ、シャンプーコンディショナーなんてモノは用意されておらず試供品みたいな小さい石鹸が申し訳程度に用意されているだけです。 私はバックパックで割と汚なめなユースにも泊まったことは何度かあるので耐性はある程度あると思っていましたが、それでもちょっとこれはキツイというレベル。。しかも私たちはここに少なくとも1週間はいる予定。。
すごく楽しみにしていたイースター島なだけに、犬による精神的ダメージが大きかったのだと思いますが、 突然絶望的な気分になりました。 その後A氏が一生懸命掃除をしてくれて、少しだけ落ち着きました。虫の死骸が沢山いたそうです。
オーナーが自転車を貸してくれたので、とりあえず外に出ることに。タハイ遺跡という街からすぐの所にあるモアイ像に会いに行こうということで、自転車で向かいます。私たちの宿泊先は街から自転車で7-10分くらいのところにあります。
その道中も舗装されていないのであっという間に埃だらけに。。
ああ、持ってくる服完全に間違えたな。
ということでこれからは、唯一持ってきたショートパンツで1週間以上過ごすことになりそうです。 タハイ遺跡は夕日がキレイらしいので、楽しみにしていました。
そして、確かにキレイ。でてーんと島の内側を向いて立っています。刻一刻と変わっていく太陽が本当に美しいです。沢山の人が夕日を見に来ていました。
しかし、ここにも犬。しかも大きい。そして沢山います。私は犬が怖いのでその度に生きた心地がしません。イースター島に研修に来ることに決めてから、ネットなどで主に情報収集していましたが、犬のことは私が見た限りどこにも書かれていなかった。。みなさん、犬お好きですもんね。。
ということで、犬が怖いけどイースター島に行きたい!という稀有な方がいらっしゃるようでしたら、その旨頭に入れておいてください。性格的にはおそらく噛んだりということはまずなさそうな感じでしたが、なにせ一頭一頭が結構大きいです。日が暮れ夜中になると、宿泊先の暗闇から一斉に吠えているのが聞こえます。
夕日を眺めながら、 「もしかして、あの暗くて犬が沢山いる道を戻るのか、、」 と思ったら怖くてしょうがなかったので、スーパーで買い物して、帰路に着きました。
この日はサンティアゴで買ってきたツナ缶でトマトパスタです。 そしてシャワーからは水は殆んど出ず蛇口から出るお湯をしゃがみながらなんとか浴びることに。
憧れのイースター島の1日目は少々精神不安定なスタートでしたが、たとえ汚くとも水がまともに出なくともシャワーを浴びたら何となく落ち着いてきたので眠りにつきました。
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